2011-07-28

スケジュールようやく

2011年スリランカでのスケジュールが、ようやくざっくりと
まとまりました。

今回、初めてのスリランカで紅茶の旅をする
紅茶インストラクターのMAKIKOさんと、
Colomboの空港で夜中に合流します。
前半の日程は、ご一緒してもらう予定です。

睡眠不足の中、翌早朝には列車でキャンディに向かいます。
JICAのプログラムで村の収入向上プロジェクトに携わっている女性と
お会いします。
また、楽しくて勇気をもらえる出会いになるだろうなと、楽しみです。

予定外の展開も合わせて、スケジュールの内容や、事前の準備など、
ティラカさんとの打ち合わせも終えました。

2年ぶりのスリランカ。
こうして2年後に、次の1歩をふみ出しに行けることに
感謝しています。

私が暮らしていた頃、通っていた頃のスリランカは、まだ内戦中でした。
観光にむいている国ではなかったのです。
空港で降りる日本人が私だけ・・みたいなのは当たり前のことでした。

それが、今はホテルの予約もいっぱい。
ガイドブックも力をいれた編集ぶり、ツアーも盛りだくさんです。
内戦が終わったんだな、平和への道がスタートしたんだなと嬉しく思います。
スリランカの魅力を多くの方に知ってもらえるようになり、
今からが楽しみです。

ただ片方で、少しとまどう気持ち。
スリランカの人々や自然がもっている優しさや、
目に見えないものを大切にする心こそが、スリランカの最大の魅力です。
発展、開発の中、見えない速度で失われていく何かがあるならば、
少しだけ、さみしさも感じます。

同時にやってくるわけですから。
豊かになっていく人々と、貧しさに取り残されていく人々と。

私がしようとしていることが、ほんの少しでも村に暮らす女性たちの顔を
今よりも明るくするものでありますように。

何ができるかなんて苦手な計算するより、
その想いだけを強くもちつづけようと、思います。


2011-07-27

商品紹介【ルームシューズ】

スリランカの北西部の村の女性たちによって織られた
手織りのコットン生地を使って、
京都在住のaap靴工房さんが製作する、「とんがりルームシューズ」。

Punchi Lamaiとのコラボレーションで生まれました。

オーダーにて受注製作を承ります。








(size)       レディースサイズ (23.5cm~25cm)、メンズサイズ(25cm~27cm)
         
(color)      オレンジ系、ピンク系、ブルー系
                  
(裏フェルト)  ブラウン、グリーン、紺 
                        
(price)     ¥5775(税込)

サイズと、colorと、裏のフェルトの色を選んでいただきます。

スリランカの眩しい太陽をイメージするような、明るい配色。
カフェや教室での、お客様用のスリッパとしてそろえても素敵です。

ルームシューズの売上から諸経費を除いた10%を
スリランカのプロジェクトに活用させていただきます。

ご注文は info@woodplus.chu.jp へメールにて承ります。

2011-07-23

カゴ盛り

ミシン初心者のスリランカのおかあさん達でも
練習したら縫える商品を・・と考えています。

そこで出たのが、カゴの内布やインナーバッグはどうだろう?
というアイデアでした。

ということでママ4人の8つの目で、かごを選びに行きました。




20年ぶりの大阪の船場センタービル。
若いママたちの視点で、使いやすさや使うときのイメージがしやすい
カゴを大小4点選ぶにいたりました。

何箱か仕入れました。
全部で、まずは58点。
このカゴの内布、かぶせ布、インナーバッグなどを
スリランカまでの後1週間でデザイナー篠原さんが、
サンプルと、仕様書を作って下さいます。

そして次は、「Punchi Lamai」のタグづくり。
まずはお金をかけずに、コットンのリボン生地に
布に使えるインクで、ハンコを押したタグをつくろうとなりまして、

カゴ屋さんのお次は、リボン屋さんへ。




ただのコットンのナチュラルなリボンを探しにきましたが、
リボン屋さんなんて、生まれて初めて入りました。
きれいですね~。

私も何か作れるママならいいのにな・・・・という無駄な事は思わず、
帰リ道にタグのデザインとサイズを考えて、消しゴムハンコの
makiさんへ、発注しました。

タグも後1週間で完成して、
スリランカで、商品に縫い付けてもらいます。


ということで、2日後・・・・



ちいさな我が家に、こんな大きな段ボールが届き、
しばらくは、カゴを天井につるして保管するしかない状態です。

でも、Selynの生地で、カゴがさらにかわいくなったら、
みんな欲しがるだろうなっと、妄想して一人笑っています。

追記:商品、完成しました♪→コチラから

2011-07-19

台風のコウメイチ




熱中症対策もバッチリ!!のコウメイチ当日。
台風もまだまだ大丈夫と、油断していましたー!



しかし、なんと朝からポツポツ・・・

いえいえ、きっと曇りで快適なマーケットになるんだ~っと、
通り雨だと、信じ続けた開店準備の出店者たち・・



前日、とっても美味しいスパイスチャイもつくって、
ドリンクメニューの看板も書いて、
開店準備、整いました。



どんどん強くなる雨脚を見上げて、
出店者の皆様と、笑うしかない状態でしたが、
心配をよそに、傘をさしたお客様が次々に来て下さったのです(感激!)



スリランカのフェアトレード団体Selynの生地を使った、ルームシューズ。
今日の日の為に、仕事の休みに、コツコツ、チクチクと愛を込めて
製作してくれた、aap靴工房の高橋さん。



素敵なルームシューズに、みなさんから好評です。
おサルのaap君も嬉しそう。



 主催された、コウメカフェの店主、田中さん(左)もルームシューズを気に入って
作家の高橋さんと、オーダーのお話し中。
他にも、オーダーのお話が何件かありました。
とっても嬉しいです。。。




閉店4時まで、お客様は途切れずに来てくださいました。
出店者もわきあいあいと、新しい出会いを喜び会い、
雨に負けじと、よく笑った大満足の一日でした!

テントのかたずけも、全員で。
ずぶぬれになったけど、忘れられない夏の一日です。

2011-07-17

商品サンプルの企画

さて、いよいよ差し迫ったスリランカ行きを前に
商品企画をつめていかなくてはいけません。

のんびりかまえながらも、内心は焦りも。
そして私が焦るだけでは何も進まない悲しさ!

しかし、ご近所の贅沢すぎる強力なパートナー、篠原さんが
積極的に助けて下さっています。

先日はデザイナーの篠原さん、
紅茶のインストラクター「tea to te」さん、
素敵な洋服や、授乳服をつくっておられる「&mom」さんが集まって下さいました。

「tea to te」さんとは、8月スリランカで合流して
村のおかあさんや、生地選びなどご一緒できる日程を考えています。

スリランカのスケジュールの打ち合わせメインのつもりが、
篠原さんのおかげで、みっちりと商品についての詳細を話し合う事ができました。

村のおかあさんが、初心者からでも練習すれば縫えるもの。
バッグインバッグや、カゴバッグのインナー、抱っこひものスリング、
ママバッグ、などなど。

そのサンプルと、商品の仕様書を篠原さんが製作してくれます。
(もちろん、この工程が、今回の要。何より重要なのです。)

こちらでのある程度の下準備を並行しすることで、
アヌラーダさんや、おかあさんたちに、この度、さっそく発注できるアイテムと
数量も考えてみました。

まずは、主にイベントなどで販売する方法しかありませんが。
品質がよければ、小売店に委託販売をお願いできる道も考えます。

いろいろな、アイデアや意見をいただきました。
4人とも小さな赤ちゃんや、子どもを育てているママばかり。
皆さんの、応援してくださる心が本当にありがたかったです。

慣れてはいるものの、多少心配なのは、The・スリランカモード。
スリランカ人とスリランカでの仕事は、日本で予想している通りにはけして
進まない、南国タイム。

限られた日数で、予定通り、事がはこばない可能性もありますが、
それは、予想内なので、現地での柔軟さが大切です。
きっと、なんとかうまくいく。
今は、そう信じて!

2011-07-15

スリランカからの招待状

8月のスリランカ行きのきっかけとなった
友人のディラーニさんの結婚式が近づいています。

ディラーニさんは、数年前、結婚を約束した人との想像できないほどの
悲しい別れを経験しています。

その暗い洞穴のような悲しみを抜け出した事を知らせる、
今回の結婚のお知らせとご招待。
私と主人は心から神様に感謝しました。

共通の友人の、イローミさんいわく、
ご主人となる方は、とても明るい方で、ディラーニさんが
とても明るくなったのは、彼のおかげですよと、先日教えてくれました。

本当によかった。
どんな苦しみも、乗り越えて初めて見えてくる「理由」があります。
ディラーニさんには、心から、生涯幸せであってもらいたいと思います。


ディラーニさんから、結婚式と、披露宴の招待状が届きました。


式の招待状


披露宴の招待状

スリランカの結婚式、私も今回が、初めての出席です。
美しい花嫁姿、白いウェディングサリーのディラーニさんに
会える日が、本当に楽しみです。

ちょっと地味かもしれないけど、
私も1着だけ持っているサリーを着ようかな。
ハンカチ握りしめて・・!

2011-07-13

ご近所の縁

スリランカで、縫製を独学で練習しているダルシー。
エコバッグは、彼女の頑張りが形になったものです。

そのダルシーや村のお母さんたちに、縫製を教えてくれるかもしれない
アヌラーダさんとの出会いは、先日のブログで紹介しました。

となると、今度はエコバッグだけではなく、デザインされた
商品を製作できないかを期待してしまいます。
アヌラーダさんはかなり、縫製ができそうですから。
期待に胸がふくらみます。。

しかし、そうなると、どんな製品を、どんなデザインでつくって
もらえばいいのか、いきなり、商品企画の問題が浮上。
んんんーーー!どうしよう!っと、いろいろアイデアは浮かぶのですが、
私はまったくその手の事が不得手で、どれも、現実的ではなく、
そして、イメージしたものが、商品になるまでの過程すら、
よく分からなかったのです。

8月のスリランカでいくつかの型紙を、アヌラーダさんに
渡したいな・・・ただただそう、心の中でツブヤクばかり。

そんな中で、ご近所のママさんにお声をかけて戴いた
自宅での1Dayショップに出店させていただきました。
そこで、お客さまとして来て下さっていた篠原さんと出会いました。

まさに、そのツブヤキを聞かれたのかと思う、嬉しい出会いでした。
篠原さんは、スリランカの事や、フェアトレードの事など、熱心に聞いて下さった
だけではなく、なんと、ご自身は布製品の商品デザインや企画を
されて、インドや中国などにも行かれていた、デザイナーさんだったのです。

現在は、ご出産されて育児中ですが、エネルギーにあふれておられて
このスリランカの商品の企画にご協力いただけるという申し出には、
内心、嬉しくて飛び上がらんばかりでした。

さらに篠原さん、我が家の3軒おとなりの方だったのです。
あー、もう、ただただ、感謝です!

8月の出発までに具体的な打ち合わせしていきます。

2011-07-11

夏はスリランカカレーで!

7月のマームベランダの出店は快晴の中。
マームベランダ、夏限定の、「アイス最中」の垂れ幕が
「夏っっ!」って感じです。





今回は、マームベランダのピタパンに
カレーの壺 やさい でつくった「おからの豆カレー」
をサンドした豆カレーピタパンが30食限定で販売されました。





正面入り口にカゴ盛りされたピタパンに
お客様も立ち止まり、「スリランカカレー!?」っと、まず、目にとまり、
次々と、手にとってトレーに。





そして、なんと、マームベランダの奥さんが
ピタパンのみならず、ポテトとインゲンのココナツカレーまで
お店で試食用につくってくださったのです!!
(私が準備しなきゃいけないことなんです・・・!)
夕方には、鍋のカレーも底をつきる人気です。
試食はカレーの壺「やさい」でしたが、パンチのきいた「チキン」も「シーフード」も、
皆さん、美味しいねー、簡単だねーと、お買い上げくださったので、
まさに、ピタパンと合わせて、今日の目玉となりました。
やはり、夏はカレーですもんね。






そして、前回は未入荷だった、水出し紅茶のアールグレイと、
同じく、水出しOKのパバルの2種類を、冷たーく冷やして試飲していただきました。
予想を上回るアールグレイの人気でした。

日本人は本当にアールグレイがお好きです。
麦茶のように水に入れて、数時間で美味しく飲める便利さと、
無農薬で、さわやかな甘み。
安心してがぶがぶと飲んで戴ける、夏にはピッタリの紅茶です。





マームベランダさんが、いつも手厚く迎えてくれる準備のおかげで、
今日も、たくさんの方に、販売を通じて、スリランカの小さなプロジェクトのこと
知ってもらえました。
今日のお買い上げ分も、ほぼ、プロジェクトの為に使わせていただきます。

8月、9月はマームベランダの出店はお休みします。
8月のスリランカでの前進、写真をたくさん撮影して、
応援してくれている、マームベランダさんと、お客様に
たくさんのお話を、写真をまじえて持って帰りたいと思います。

感謝、また感謝の夏の一日でした。

カレーの壺、水出し紅茶など、オンラインショップにて
お買い求めいただけます。

2011-07-07

2つの打ち合わせ

久しぶりに梅雨らしい、しっとりとした雨がふりました。

今日は7月にイベントをする、コウメイチマームベランダ
二つの打ち合わせがありました。

コウメ市がひらかれる、コウメカフェにて、
店主の田中さん自家製の梅シロップでつくる梅ジュースを
いただきながら。

ちょうど、当日の出店者ブースのレイアウトを考えていた田中さん。
いろいろと、一緒にアイデアを話しながら、とっても楽しい市になるな~っと
今から、本当に楽しみです。

気が早いけれど、次のコウメイチはクリスマスの雰囲気で
12月がいいのでは・・!などなど。

当日の暑さ対策として、クーラーの近くに扇風機を取り付けたり、
ご近所にお知らせする看板をつくろうということで、
適役の主人がうまい具合に一緒におりまして。

お次は、マームベランダへ。
カレーの壺でつくる「スリランカカレーのピタパンサンド」
の試食会。
7月10日のイベントに合わせて、マームベランダ1日限定の特別メニューです。

カレーの壺「やさい」で仕上げた
おからと豆がたっぷり入った具と、たっぷりのレタスがはいったピタパン。
文句なしに美味しくて、子どもでも食べれます♪

コウメカフェも、マームベランダも、
美味しい料理で人を幸せにできる、気持ちのいい方ばかり。
こうして、スリランカの事を始めたからこそ
素敵な出会いがあり、支えてもらっています。

暑い季節、コウメイチとマームベランダの出店を終えたら、
いよいよ、8月はスリランカです。
どんなにイベントで日焼けしようと、スリランカのお母さん達の事を考えると
どんなことも平気!・・・な気がする。
体は弱いけど(笑)

できることを尽くして、あとは天に任せること。
支えてくれる人に感謝すること。
それを教えられる毎日です。

2011-07-02

新たな出会い

スリランカのティラカさんとスカイプでお話しました。

日本も異常に暑いけれど、スリランカも例年になく暑い6月だそうです。

スリランカまであと1カ月。
正味たった、10日間の中で、しなければいけない骨の部分や
私が行くまでに、ティラカさんに下準備として
して戴く事を含めて、ティラカさんと確認しました。

その中でも、とても嬉しいニュースが聞けました。
新しくスリランカ人のメンバーが加わりそうです!

生地を購入している、スリランカフェアトレード団体Selynの
コロンボのショップで、ティラカさんが生地を選んでいる時に
声をかけてきてくれたスタッフさんが
Kei&Mothersの活動に興味を持ってくれたそうです。


縫製の技術があるスリランカ人がいたら、
ダルシーに教えたり、村のお母さんたちの技術指導をお願いしたいと
出会いを待っていたところでした。

そのアヌラーダさんに仕事として手伝ってもらえる可能性が
出てきました。

さっそく、アヌラーダさんが自分でデザインし、作った2種類のバッグを
ティラカさんにスカイプのカメラで見せてもらいました。
とても上手です。


人の縁が、またつないでいきそうです。
道の先が、また少し見えてきました。


ブログに、きちんと書いた事がまだないのですが、
Kei&Mothersの「Kei」は、私の母、魚住けいの「けい」です。

スリランカを愛し、想い半ばで逝ってしまった母、魚住けいを
尊敬してくれているティラカさん。
あらためて、母の想いを形にして行きましょうね、と、
スカイプごしに、誓いあいました。

2011-07-01

カフェ ミレットの一日 

京都の静原にある予約制のカフェ、ミレット。
店主の隅岡樹理さんには、沖縄のハチミツを気に入っていただき、
スリランカのことも、いつも大きな力で応援してくれています。

ちょうど、ミレットで畑で大豆を植えるイベントがあった、
翌日、気の合う仲間と兄と一緒に、ランチを戴きました。




樹理さんのお料理は、命そのもの。
ベジタリアン向けのお店ではけしてないのですが、
お野菜の力と、樹理さんの魔法で、信じられないほどの
美味しいベジ料理に、いつも私の細胞が甦る音が聞こえます。





山里に吹く、さわやかな風が、カフェの中へ。
街の暑さがうそのように、心地よい時間です。

スリランカのこと。
Kei&Mothersのこと。
理想の暮らしのこと。
子どもたちのもっている力のこと。
信じる事。

いろいろなお話をして、気が付いたら6時間もたっていました。
たまたま、同じ時間にランチに来られていた
京都の「カフェパラン」さんも、樹理さんに紹介して戴いて
また、嬉しい出会いでした。

エネルギー、充電です。

カフェミレットのブログです。
ぜひ読んで下さい。
ぜひ、樹理さんの料理、食べてみてほしいです。