2011-08-10

ミシンと服飾資材

早起きして、Selynに出勤前のアヌラーダさんを車で拾い、
ミシンを選びに行きました。


アヌラーダさんは、月に4日のお休みで、毎日通勤に2時間かけて
コロンボの店に通っています。
お父さんは病気で仕事ができませんし、お母さんは仕事がないので、
一人娘の彼女がわずか月給7000円ほどで、すべての生活を支えています。
経済的にはとても苦しい生活です。

店員以外に、縫製の仕事をしたいけれど、お給料の3ヶ月分もする
ミシンを買うお金はありませんでした。



今回、プロジェクトに使うミシンを、私たちは喜んでアヌラーダさんに
使ってもらいたいと、一緒にミシンを選びに行ったのです。

トラックに乗せて、彼女の自宅にミシンを運びます。
嬉しくてたまらないアヌラーダさんの笑顔が、
ただ、私たちも嬉しかったのです。


ミシン屋さんの斜め向かいに、服飾資材のお店がありました。
リボンや糸やボタンなど。
商品はたくさんあれど、素敵なものはあまりありませんでした。



日本で刺繍をならっていた友人のイローミさんも
今も、日本の手芸屋さんに行きたいと、
嘆いています。

やっぱり、スリランカだけの資材で商品をつくるのは、
厳しいんですね。

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